ビールとITをかけあわせた東京発のビール樽のシェアリングサービス「レン樽(たる)」。本来醸造所とビールバーを行き来する樽は醸造所が所有しており、空になった樽を醸造所に送り返すことになるが、その樽をレン樽が提供し、回収することで送り返す必要がなくなる。つまり各所からの空の樽の輸送を省き、輸送コスト削減に貢献するのだ。さらに、使い方次第では何十年と使える軽量な樽を採用することにより、環境負荷軽減を狙っている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。