衣服そのものにマイクロチップを織り込み、服のライフサイクルのうちどの段階でも商品情報を追跡確認できるようにするデジタルシステム。CircularIDをスキャナーで読み込むと、ブランド・カラー・価格・原料・生産国などといった「基本情報(服の出生証明書)」と、服がどのように販売・購入・リセールされてきたかという「インタラクションログ(服のパスポート)」を閲覧することができる。過去のブランドラインナップを遡ったりデータを照合したりする手間を省き、よりスムーズなリセールやリサイクルが可能になる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。