選挙以外の民主主義を作る機会として「くじ引き民主主義」制度が取り入れられているドイツで、新たなプロジェクト「LOSLAND」が導入された。自治体の人口台帳からランダムに選ばれた市民20人が「未来会議」を構成する。選ばれた市民たちは「孫世代にふさわしい地域の未来」をテーマに議論をし、政治家への提言を作成する。また、「未来フォーラム」という公開イベントを開き、抽選に漏れた市民も議論や提言に参加することができる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。