ロンドン交通局が新たに導入したのは、”Please offer me a seat”と書かれた小さな青いバッジとカードだ。実は隠れた病気や障害を抱えており、電車やバスなどで優先席を必要としている人々が車内で席を譲ってもらいやすいよう開発された。「なぜ席が必要なのか」という理由を明かさずともそれを見せるだけで席を譲ってもらえるという仕組みになっており、プライバシーも守られる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。