海洋プラスチックゴミを燃料などに変える、フィンランド技術研究センターのプロジェクト。プラスチックゴミが溜まる場所にコンテナを設置し、コンテナ内で微生物にプラスチックゴミを分解させ、燃料や化学物質などの貴重な物質に変えることを計画している。コンテナは浜辺や船上に設置でき、太陽光や風力などの自然エネルギーで運営される。研究者らは、異なる種類のプラスチック(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート)を分解できる微生物を発見している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。