アフリカでは飢餓に苦しむ人も多くいるが、市場で販売される食材の多くは長期保存が難しいため、食品ロスも多い。ウガンダの学生が開発した「Sparkly Dryer(きらめくドライヤー)」は、従来は鮮度が落ちると捨てられてしまっていた食材を乾燥させることで、数か月先まで保存できる機械だ。電力ではなくバイオ燃料で動くため、環境にやさしいだけでなく、都市から離れた地域に住んでいるなどの理由で、電力を手に入れにくい農家でも利用可能。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。