パリで毎年行われる1年に1度の「車なしデー」。パリの街全体で凱旋門からナシオン広場まで徒歩で約2時間ほどの距離が歩行者天国状態になり、自動車の乗り入れを禁止する。パリは、国内外から絶え間なく訪問者があり、一極集中型のフランス経済を担う首都でもある。パリのような大都市では交通量に起因する大気汚染が恒常化している。これは、ガスを排出する車両の数を大幅に制限する取り組みの一環である。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。