DGTLは2013年アムステルダムで始まったエレクトロニック音楽フェスティバルだが、参加者やパートナー企業、行政を巻き込み、環境負荷と廃棄を限りなく抑えた異色のフェスだ。たとえばケータリング会社が、環境負荷の大きなものをフェスティバルに運び込んでいることが分かれば、その企業にこんな風に変えられないか、といったように改善のための働きかけをする。その積み重ねにより、サステナブルなフェスの運営が可能となった。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。