フランスのスタートアップが開発した「Meal Canteen」は、食堂を利用するユーザーがメニューを事前予約しておくことで食料廃棄抑制に貢献できるアプリである。食堂側は、ユーザーが予約した情報に基づき、実際に買い手がいる量だけを調理するため、無駄な食品ロスが発生しない。買い手側も、予約機能によって売り切れを心配する必要がない。さらに、アプリからメニューに対するコメントもできるため、メニューの改善をはかり、食べ残しを減らすことにもつながっている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。