約7,600の島々で構成される国、フィリピンで、海洋ごみの削減に取り組むアポ島が「ゼロ・ウェイスト島」として認定された。アポ島は、現地NGOなどの力を借りながら、住民へのごみの分別方法の周知やごみの分別収集システムの構築、堆肥化の実施、資源回収施設の設置、廃棄物評価などに関するトレーニングなど、廃棄物を管理する仕組みを導入している。今後はゼロ・ウェイストへの取り組みを通して女性の生計向上にも取り組む予定だ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。