緑園リビングラボがスタートした「YOKOHAMAガーゼマスクships」は、横浜市内に住む主婦や特例子会社で働く障がい者スタッフが「クルー」としてガーゼマスクを手作りで縫製・検品・ラッピングし、それらを地域の商店への卸しや、販売会会場で販売するプロジェクト。マスク作りを手伝うクルーには御礼として、そのままではフードロスになってしまう市内の地域産品をお返しする。マスクの供給不足を解消したり、主婦や障がい者の雇用を生み出したりするほか、フードロスや環境負荷の問題の解消にもつながった。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。