アメリカの北西部では、ダム設立等により鮭の個体数の減少が問題視されている。てっとり早く魚が通るための「魚道」を作るべく、シアトルではダムの下にある水場から、ダムの上にある産卵場所まで魚を空気圧によって一瞬で飛ばす、チューブ状の運搬マシーン開発された。通常利用される魚はしごのような階段状の水溜まりを使うよりも、魚の体力消耗・ストレスが少ない。また、魚をスキャンして野生魚と養殖魚とを分類し、それぞれ適切な目的地に届ける。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。