ノルウェーのフォトジャーナリスト・ベンディクセン氏は「マケドニア共和国の地方にある町・ヴェレスで闇工場が乱立し、フェイクニュースの一大発信基地になっていた」というフェイクニュース業界に関する実録本「The Book of Veles」を発表したが、文章は全てAIが書き、写真は合成写真を用いた全てフェイクの内容だった。しかし、見破られることがほとんどなかったため、フェイクニュースを見分けることがいかに難しいかをあぶり出すこととなった。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。