雨が降っているときは雨粒から、晴れているときは太陽からエネルギーを生み出す太陽電池。既存の太陽電池に摩擦によって発電する装置を取り付け、雨の雫の動きで発電することで、雨の日の発電を可能にする。この仕組みに2つの重合体(ポリマー)を組み合わせることで、よりハイブリッドなエネルギーシステムを実現した。陽が出ない曇りの日や、雨の日に発電量が制限されるという太陽光発電の課題を解消するアイデアとなっている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。