浄水用のオブジェ「Strøm」は、食品廃棄物を減らすためバナナの皮や羊の骨などを加熱してできたバイオ炭を原料に使用している。バイオ炭は、燃焼しない水準に管理された酸素濃度の下で作られるため、大気中へのCO2放出を減らすことが可能。表面積を最大化し、多くの不純物を除去するために曲がりくねった形をしている。Strømはコンポストでき、約1か月あれば土壌中で分解される。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。