ドイツのカールスルーエ工科大学研究チームが、卵の殻をエネルギー貯蔵用の電極として使用する新たな技術を開発。普段なら料理のときに廃棄される卵の殻は、炭酸カルシウムと、タンパク質を多く含むうすい膜の複合体でできている。研究者らは、この炭酸カルシウムがリチウムを貯蔵するという、卵の殻の電気化学的性質を発見したことからこの技術の着想を得た。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。