IT業界の成長に伴い、データセンターのエネルギー消費量は増加し続けている。そんな中、再生可能エネルギーで稼働しているストックホルム・データ・パークスは、さらにその廃熱を暖房会社のフォルトゥム・ヴァルメに販売する取り組みを開始。10メガワット規模のデータセンターひとつが発する排熱は、実に2万世帯のアパートを温めるのに十分だという。これにより、温暖化につながる化石燃料の利用を減らすことが可能となり、8千メートルトンものCO2排出を削減できるという。