2021年6月に行われたロンドンデザインビエンナーレで、使い捨てプラスチックをテーマにしたインスタレーション「SPOON ARCHAEOLOGY」が開催された。使い捨てプラスチックは、その便利さとデザインの自由さゆえに世界中で使われるようになったが、結果的に大量に廃棄物を出すことに繋がった。制作者は展示を通して、どんなに素晴らしいデザインでも、時に誰も予想しなかった“望ましくない”結果を招く場合があるというメッセージを伝えている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。