オランダのソーシャルデザインラボ「Studio Roosegaarde」は「サステナブルな祝祭」というコンセプトのもと、生分解性を持つ素材でできたオーガニックな花火「SPARK」を開発した。普通の花火ではなく蛍や鳥の群れ、銀河に着想を得た。幾千もの小さな光の集合体で、風の中を静かにたゆたう花火だ。普通の花火のように、花火の煙がもたらす空気の汚れや、燃えカスなどのごみが出ないため、環境にやさしいといえる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。