インドネシアの会社Evowareが、海藻でできた食べられる包装紙を開発。包装紙は、品質に優れており、特許を取得し安全が保障されている。包装紙は人体にも優しく、食しても問題ない。包装紙自体に栄養があり、繊維とビタミン、ミネラルを含む。お湯にも溶け、賞味期間は2年間。肥料にすることも可能である。地元の海藻栽培漁師と協力し、最高品質の海藻を包装紙として使っているのだ。なお、包装紙の開発に漁師を参画させることで彼らの生活向上も同時に目指されている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。