アルジェリアのティンドゥフにある難民キャンプでは、ごみは、砂漠のごみ捨て場で燃やされていた。オランダの財団One Armyが展開する、プラスチックリサイクルのオープンソースプロジェクト「Precious Plastic」は、2021年にUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と協力し、同難民キャンプにリサイクルセンターを作った。Precious Plasticは、ごみ処理の課題と、難民の雇用機会の不足という課題を解決しようとしている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。