チューリッヒ工科大学の学生が、松ぼっくりをモデルにしたエコなサンシェード(日よけ装置)を開発した。湿度に反応して開閉する松ぼっくりのかさをヒントに、湿度の変化で板の角度が変わるシェードをデザイン。湿度が高い朝と夜は、板はまっすぐで垂直になり、太陽が高くなって空気が乾燥する日中は、板が湾曲して影をつくる。センサーもモーターも電気も使わないため、エネルギーと設置費、維持費を低く抑えることが可能。