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森林破壊を止める。世界の森にテレポートできる、デジタル森林浴ラジオ「tree.fm」

世界各地の森の音を聴くことができるサイト「tree.fm」。自分のお気に入りの森の音を探すことができる。画面に表示される森の写真も美しく、まるで本当に森を歩いているかのような感覚を得られる。また、tree.fmはドイツのEcosia社と提携し、同サイトにユーザーをEcosiaの植林プログラムに誘導する仕掛けを作っている。Ecosiaは直接木を購入できるオンラインストアを立ち上げた。tree.fmのサイトからアクセスできるという。

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財布で手元に収まる循環を。サボテンのヴィーガンレザーブランド「Re:nne」

メキシコ産のサボテンレザーを使用したヴィーガン財布コレクション「Chitose」を展開するヴィーガンレザーブランド「Re:nne」。使用するヴィーガンレザー素材は最大55%が生分解性の高い植物性、残りも天然由来で、自然に還るサイクルとなっている。さらには、長持ちする品質・デザインに注力し、多くの人々の手に渡りながら使われ続けて欲しいという願いも込められている。

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ポイ捨てごみをコースターに。海洋プラ問題を考える「RETTER」始動

NPO法人グリーンバードが、全国各地でポイ捨てされたプラスチックごみを活用して、アップサイクルするプロジェクト「RETTER」を開始した。その第一弾として、集めたプラスチックごみを使った、カラフルなコースターを製品化した。ごみを拾って終わりにするのではなく、拾ったごみをさらにアップサイクルすることによって、「拾う」というアクションに新たな価値を見出すことを目指す。

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旧たばこ工場が生まれ変わるヨーロッパ最大の垂直農園

スペインの旧たばこ工場が、ヨーロッパ最大の屋内垂直庭園へと生まれ変わった。植物があまり見られない都市でも緑の景観を作り出すことができ、近隣住民のメンタルヘルスの改善にも効果があるという。自然光が届かない場所にも光が行き渡るよう、人工の光源が整備されたほか、作物の根元だけに水を補給することで肥料分が流出するのを予防するシステムを導入し、最低限の水を効率よく使用している。

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ぬるま湯にも耐える、世界初の「紙でできたカミソリ」

貝印株式会社が、脱プラスチック仕様のカミソリ「紙カミソリ™」を開発した。ヘッドに金属を使い、持ち手部分に紙を使用し、従来比98%のプラスチック削減をはかっている。重さはわずか4グラムで、5mmの薄型パッケージになり持ち運びやすい。40°Cの水温に耐えるため、ぬるま湯で毛を剃ることができる。カラーバリエーションも豊富で、「この性別の人はこの色」とジェンダーの役割を強化するものではなく、どの性別の人でも手に取りやすくなっている。

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貧困家庭の子どもが空き家のリフォームを学び、所有できる教育プログラム

米アラバマ州バーミンガムにある「Build UP」という高校では、貧困家庭の子どもが建設について学べる、6年間のフルタイムプログラムを提供している。プログラムには、子どもたちが余った空き家を二世帯住宅にリフォームする取り組みも行っており、子どもとその家族はプログラムの途中から、この改修された家に住むことができる。Build UPはじきに、2校目を同バーミンガム地域内に開校する予定で、さらにオハイオ州クリーブランドにも学校を作るという。

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オーストラリア政府観光局が提唱する新しい旅のスタイル「コンシャストラベル」

オーストラリア政府観光局が、あらゆるサステナビリティを意識して旅をする「コンシャストラベル」を紹介する特設ページを開設した。グレート・バリア・リーフの貴重なサンゴを守るために、環境に優しい宿泊施設の選び方やビーチでの過ごし方などを紹介している。また、グレート・バリア・リーフ以外にも、シュノーケリングやサファリなどの野生動物体験、自然環境に配慮したおすすめの過ごし方を紹介し、サステナブルな旅の実現を後押しする。

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ソールからアパレル業界を変える。世界初の土に還るブランド「GENN」

天然ゴムを100%用いてつくられたソールを開発した「GENN」。開発のきっかけは、ポリ塩化ビニルでできた靴を履いた子供たちが滑ったり転んだりした姿を目にしたことだった。今もなおソール作りにこだわるのは、靴が埋め立て処分された後、最も分解されにくく健康や環境への影響が大きいパーツがソールだからだ。GENNがソールのインフラとなり、できる限り多くのシューズブランドに使用してもらうことを目指す。

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生分解性プラも段階的廃止へ。オーストラリアの「国家プラスチック戦略」

オーストラリア政府が「国家プラスチック戦略」を発表した。特筆すべきは生分解性プラスチックについても段階的な廃止を求める点だ。「生分解性プラスチック」を定義する明確な基準値は存在せず、物によっては埋め立ててから100年近く経って分解される素材もあるためだ。同戦略にはビーチにおいて使い捨てプラスチックを削減する取り組みも含まれ、ビーチ付近の街で営むお店が、販売する商品パッケージを非プラスチック素材に切り替える支援も行う。

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スウェーデン政府が主導、CO2を多く排出する航空会社への「環境税」

スウェーデン政府は、温室効果ガスの排出量が多い航空機を使っている航空会社に対しての離着陸の料金を引き上げ、逆に環境負荷の少ない航空機には引き下げる方針を発表した。この取り組みはいわば環境税のようなもの。地球環境に負荷をかけるものに高い税金を課して利用を抑制し、逆に環境保全に有益なものの税金は下げることで、人々がより環境にポジティブな影響を与える行動をしやすくする仕組みだ。

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