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コロナ禍にメキシコのバーが始めた音声サービス「I Miss My Bar」

コロナ禍で実感する、何を議論するわけでもない、何を達成するわけでもない、他愛もない会話の大切さ。ロックダウンが行われていたメキシコで、Maverickというバーが始めたのは、バーでの時間を音声で再現するというものだ。「働くバーテンダーの音」「窓に当たる雨の音」「注文した飲み物が到着するときの音」など様々な音声をアレンジして流せるようになっている。それぞれの音量も調整することができ、心地よいオリジナルのバーを作り出せる。

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古新聞が、まるで本物の木に。新聞のアップサイクルでできた「NewspaperWood」

NewspaperWood BVは、紙からまるで本物の木のような素材を作っているオランダの会社だ。糊でリサイクル新聞を接着して特別な機械を使って丸太のように丸め、紙の層によって木の年輪のようなデザインを実現する。強度もしっかりしていて、時計の文字盤や証明のシェードから、家具や車の内装まで、本物の木と同じような使い方ができるのがこの素材の画期的なところだ。紙から紙へリサイクルするよりも長い期間使用できるプロダクトになっている。

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トミーヒルフィガーとエレン・マッカーサー財団のサーキュラーデニム

トミーヒルフィガーが、エレン・マッカーサー財団と提携し、ブランド初の「サーキュラーデザインデニムコレクション」を発表。耐久性、素材の安全性、リサイクル性、トレーサビリティを念頭に置き、7つのアイテムが開発された。循環型経済の原則に基づき、100%オーガニックの生地や取り外し可能なボタンを使用し、金属製リベットのかわりにバータック(補強縫製)を採用。すべての金属ジッパーと革パッチもなくした。このように、デザインのフェーズで設計方法や素材の使い方などを再考することで、従来の8割の廃棄をなくすことが可能だ。

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Duolingoが開発した外国語が学べるトイレットペーパー「Duolingo Roll」

語学を学べるアプリを開発するDuolingoが、トイレで語学が学べるトイレットペーパー「Duolingo Roll」を発表した。カラフルなパッケージに包まれたトイレットペーパーには、アプリの教材から選ばれた印象に残るフレーズが書かれている。例えば、“My cat is a lawyer”(私の猫は弁護士です。)といった具合だ。エイプリルフール施策のため実際に購入することはできないが、抽選の当選者に実物が贈られたという。

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捨てられた服をカラフルなレンガに。フランスのスタートアップ「FabBRICK」

世界中で大量に廃棄される衣料品を救おうと、フランスの建築学生が立ち上げたスタートアップFabBRICK。廃棄された服を買い取り、切り刻み、代表者が自ら開発した自然に優しい糊を混ぜた後、型に圧縮し乾燥させて作る。Tシャツ2・3枚が一つのレンガに生まれ変わるそうで、レンガの色は希望に合わせて調整することもできる。レンガは保温と防音に優れているため、部屋の仕切りや壁、ランプやテーブルの脚などの家具の材料として最適だ。

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海水で充電できるランタン「WaterLight」

南米の最北端にあるグアジラ半島は沿岸の砂漠地帯で、最も貧しい地域の一つだ。工芸品の生産が盛んだが、電気へのアクセスがないため、夜間の仕事や勉強はままならない。そうした中、現地のスタートアップE-Dinaは、水筒のようなものに塩水を入れるだけで、マグネシウムが電気エネルギーに変換されて光が灯るランタンを開発した。Waterlightは、わずか0.5リットルの塩水で、最長45日間光が持続する。

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PUMAのサッカーグローブだけで作られたジャケット

ニューヨークを拠点とするデザイナーのニコール・マクラフリンは、ファッション産業の廃棄問題に注目し、古着をアップサイクルして独創的な作品を制作する。様々なブランドとプロジェクトを行っており、2021年にはスポーツウエアブランドPUMAとコラボレーションして、使い古されたサッカーグローブで作られたジャケットを発表した。サステナビリティとファッションの両立を目指す彼女の作品はどれもカラフルで人を惹きつける魅力がある。

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Google Earthの「気候変動の影響を追う」タイムラプス

バーチャル地球儀システムのGoogle Earthに登場した新たな機能が、タイムラプス機能。1984年から現在までの衛星画像データを、選択した地域について1年ずつ連続再生し、そこで起きた地勢や土地利用の変化を見ることができるというものだ。この機能によりアマゾンの森林減少やアラスカ氷河の融解といった自然環境にもたらされた変化から、ドバイ湾岸の建設拡大や、中国・大連市の都市成長といった直接人々が加えてきた変化まで、ユーザーは地図に時間軸も入れた形でダイナミックに現象を捉えることができる。

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都心で地産地消を実現させた大阪のレストラン「BELLA PORTO」

美と健康をテーマにした料理を提供する大阪のサステナブルレストラン・BELLA PORTO。素材の味を生かすことだけではなく、食べる人の体のことまで考えられた料理は、「本当の安心感」「見える食」「見える料理」「自然と食の循環」という4つのキーワードをもとにつくられている。一年ほど前から店舗の近くで自社農園を始め、自分たちで野菜を育て、お客様に料理を提供するという都市型の地産地消を実現させた。

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石鹸でできたボディーソープ容器「SOAPBOTTLE」

ドイツのスタートアップが開発した「SOAPBOTTLE」は、液体石鹸の容器を固形の石鹸で作ったボトルだ。SOAPBOTTLEは、中身の液体石鹸を使い切った後、容器自体も固形石鹸として使うことができる。また、オーガニックの材料でできているため自然分解も可能だ。中身が漏れないようにする金属製の蓋は、新しいSOAPBOTTLEにセットできるようになっており、再利用できるため廃棄物を全く生み出さないデザインになっている。

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