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肥料用の牛から持続可能な農業を学ぶ「農場ピザ」

ベトナムのピザ屋「Pizza 4P’s」が創業10周年記念に作った「農場ピザ」。循環型農園であるティエンシンファームで育てられた野菜をふんだんに使う。ティエンシンファームでは牛糞の肥料を使うために45頭の牛が飼われており、そのうちの年老いた1頭を屠殺・精肉、その牛肉もピザに使った。肉を食べることが環境問題の観点からもタブー視されつつある中、ピザを食べた人が持続可能な農業について考えるきっかけを作る。

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チケットが売れるたび植林する、列車予約サイト「Trainhugger」

英国の列車チケット予約会社Trainhuggerは、予約サイトTrainhugger」を通じてチケットが予約される度に50ペンス(約70円)を Royal Forestry Society と Royal Scottish Forestry Societyの二つの森林保全団体と設立した植樹基金にあて、英国全土に植樹を行っていく事業を立ち上げた。この仕組みを通じて、2025年までに英国全土に1,000万本の木を植えることを目標としている。

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自分らしい性を知る診断アプリ「anone,」

セクシュアリティ診断アプリ「anone,」は、ジェンダーとセクシュアリティに特化した診断サービスだ。「心の性」「恋愛指向」「性的指向」「表現したい性」という4つの分類をもとにした66個の質問が存在し、その一つ一つに答えていくと、ユーザーの今の状態に最も近いジェンダーやセクシュアリティの分析結果が出てくる。自身の性に生きづらさを感じていない人でも、性について関心を持ったり理解したりするきっかけになるという。

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手を使わない公共トイレ「THE TOKYO TOILET」

東京都渋谷区の七号通り公園に「手を使わない」トイレが誕生した。音声認識技術を利用して、利用者が扉にも便器にも触ることなく用を足すことができる。空気の流れを制御し、においが滞留しないよう建物の形は球形で、 自然給気と機械排気を組み合わせた24時間換気システムが導入されている。性別、年齢、障害を問わず誰もが快適に利用できる公共トイレに生まれ変わらせる「THE TOKYO TOILET」プロジェクトの一環。

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自然のリズムを音楽に変えるラジオ局「Hidden Life Radio」

木の活動を音楽に変えるアートプロジェクト「Hidden Life Radio」が米国で始まった。木の葉にセンサーを取り付け、木が光合成をしたり水を吸ったりしたときに生じるわずかな電圧を測定し、電圧ごとに割り当てた音域を再生することで木の音楽を奏でるしくみ。ラジオに登場する木は3本で、ケンブリッジ公共図書館の近くにある木だ。木から流れるメロディーは気温、大気汚染の状況、日光の当たり具合、水の状態などに応じて変化するという。

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使うだけでデジタル通貨がもらえる循環型トイレ「BeeVi」

排泄物をバイオガスに変える循環型のトイレ「BeeVi」。真空ポンプを使って便を地下にあるタンクに引き込むため、水で流す必要がなく、水の使用量を減らすことができる。排泄物から生まれたバイオガスは精製され、同施設のガスレンジやボイラーの燃料として使われる。なお、トイレの利用者は独自のデジタル通貨「Ggool」をゲットでき、同トイレの設置された大学内で使用できる。

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CO2を閉じ込める、藻で染めたTシャツ

英国アパレルブランド「Vollebak」は、石油が原料の染料であるカーボンブラックではなく黒い藻類を使った黒色のTシャツを開発した。製造過程でCO2を排出するカーボンブラックとは対照的に、藻類は成長過程でCO2を吸収し、光合成によって生成された酸素を大気中に放出する。成長過程で吸収されたCO2は、Tシャツの状態でおよそ100年にわたって閉じ込められ続ける。なお、Tシャツを土に埋めると約12週間で土に還る特性を持ち、廃棄物削減につながる。

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報道の自由を。ゲームの中にできた「検閲されない図書館」

世界的人気のゲーム、マインクラフト内に仮想図書館「検閲のない図書館」を創り出した。現実世界ではあまり報道されない情報を、ゲームコンテンツである「本」という形で実装し、読めるようにする。ブロックチェーンクラウドストレージを使用し、システムでは匿名性が担保されているため、記者たちの安全が守られる。厳しい報道検閲規則のある国でもインターネットの検閲の手が及ばず、記者たちが独立した立場でさまざまな情報を発信できる。

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水族館が作る、気候変動の不平等さを可視化するマップ

米国モントレーベイ水族館が発表したのは、4種類の温室効果ガスの排出源と、地球の表面温度とを比較して作成した世界地図だ。北米や西欧、東アジアは、多くの温室効果ガスを排出することを示す青色になっている。東欧やアフリカ、北極圏は明るい赤色で、温室効果ガスの排出量が少ないにも関わらず気温が大きく上昇している。地球上の限られた地域で排出される温室効果ガスによって、世界全体が気候変動の影響を受けることが明確に分かるようになっている。

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サステナブルな新素材のレシピ「Materiom」

オランダの非営利シンクタンクMetabolic Instituteが立ち上げたMateriomというオンライン上のプラットフォームでは、さまざまな自然由来の材料からあらゆるサステナブルな素材をつくるためのレシピを、誰でも見ることができる。掲載されている材料は、ドラゴンフルーツやひまわりの種、卵の殻、海藻、木材の灰など多岐にわたり、できあがった素材も全て生分解可能だ。

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