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フェイクニュースを見破る難しさを示す、“全部ウソ”のドキュメンタリー

ノルウェーのフォトジャーナリスト・ベンディクセン氏は「マケドニア共和国の地方にある町・ヴェレスで闇工場が乱立し、フェイクニュースの一大発信基地になっていた」というフェイクニュース業界に関する実録本「The Book of Veles」を発表したが、文章は全てAIが書き、写真は合成写真を用いた全てフェイクの内容だった。しかし、見破られることがほとんどなかったため、フェイクニュースを見分けることがいかに難しいかをあぶり出すこととなった。

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保守的な親と、自由な社会のギャップ。悩み続けた移民二世がつくるカードゲーム

親との関係に悩む移民二世や若い世代が、関係を再構築するきっかけになってほしいと生み出したのが、移民家族のつながりを深める対話型カードゲーム「Parents Are Human」。子どもと親がカードにある質問を答え合うことで、壊れてしまった関係を修復したり、さらに絆を深めたりできるようデザインされている。カードの片面は英語、もう片方は異なる言語を選べるため、親がもっとも理解できる母国語でゲームを楽しめる。

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100万台の車相当のエネルギーを節約する、新たな冷凍技術

カリフォルニア大学などの研究者らが、特殊な液体が入った密閉容器に食品を入れ、冷凍庫で冷やす新たな冷凍の手法「等積・定積冷凍(isochoric freezing)」を発表した。従来の冷凍技術では温室効果ガスの排出量が高いが、等積・定積冷凍技術は世界でのエネルギー消費量を年間最大64億9,000万キロワット、CO2排出量を年間45億9,000万kg削減できると見込む。また、食品の品質を大幅に改善し、より長く保存することも可能になるという。

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“使い捨て”は卒業しよう。東南アジアで開発が進む、ココナッツ製のクーラーボックス

ココナッツの殻を加工した素材を断熱材に使用したクーラーボックス「Nutshell cooler」は、断熱材にココナッツの殻の繊維を、防水加工された裏地にはリサイクルされた人口繊維を用いており、プラスチック製のクーラーボックスと比べると、断熱性にも耐久性にも優れている。ココナッツの殻を焼却処分せずに済み、漁業用のクーラーボックスがすぐに壊れて廃棄されることもなくなるため、廃棄物やCO2排出量の削減につながる。

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産地=スーパーの屋上。ドイツではじまる究極の地産地消

ドイツの大手スーパーチェーンREWEが手がけるWiesbaden Marketでは、スーパーの建物の2階部分にある温室で、野菜と魚を同時に育ててその他の製品と一緒に販売している。輸送の際の環境負荷はほぼゼロになる上、消費者は新鮮な野菜を買うことができる。水産養殖と水耕栽培を掛け合わせたアクアポニックス農法を用いており、魚の排泄物は植物の栄養になり、植物は水をろ過し魚の生育環境を整える。単体で行うより節水でき、環境に優しい。

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自然素材で環境問題を解決。「まるでステンドグラス」なソーラーパネル

既存のソーラーパネルは、廃棄物処理が難しく、放置・不法投棄され、公害が発生するケースもある。「ドバイ・エキスポ2020」で披露された、電力供給と太陽光の取り込みの2つの役割を担う屋根は、廃棄後の処理まで想定されている。この屋根を手掛けたのはオランダのソーラーデザイン事務所・Marjan van Aubel Studioで、ステンドグラスのように透明で美しいデザインでソーラーパネル業界を先導している。

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英バンドColdplayが開催する、「気候ポジティブ」なワールドツアー

2019年に、自分たちが行うツアーの環境負荷を懸念し「環境対策ができるまではツアーを中止する」と発表していた、英バンドColdplay。彼らは2022年、“クライメート・ポジティブなワールドツアー”を開催予定だ。ツアーに伴う移動を低炭素な手段へ移行するほか、観客にも低炭素な移動に協力を求め、チケット1枚につき1本以上の植樹も行う。ステージ・グッズ・ドリンクなど様々な面で環境負荷の削減に取り組み、研究者と協力してその効果を測定する。

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ビールの空き瓶のリサイクルガラスを使用したカミソリ

男性用スキンケアブランド「ブルドッグ スキン ケア フォーメン」から販売している「オリジナルグラスホルダー」が、2021年にグッドデザイン賞を受賞。オリジナルグラスホルダーは、世界初となるビールの空き瓶のリサイクルガラスを70%以上、ハンドル部分に使用しているカミソリだ。生活者にとって身近な「ビール」と「カミソリ」を結びつけることで、サステナブルに対する関心のきっかけをつくり、サステナブルへのポジティブな気持ちを持つことに繋がる。

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自宅としての利用とホテルとしての貸し出しを切替られる「NOT A HOTEL」

NOT A HOTEL株式会社が、アプリ上で自宅とホテルを自由に切替えることができる「NOT A HOTEL」の第一弾プロジェクトとして、栃木県・那須の「NOT A HOTEL NASU」、宮崎県青島の「NOT A HOTEL AOSHIMA」の2棟のフラッグシップモデルの販売をオンラインストアで開始。「世界中にあなたの家を」をコンセプトに、ホテル及び住宅販売のデジタル化を推進している。

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シンガポールの大学が開発した「汗」で充電できる超小型バッテリー

シンガポールの南洋理工大学でウェアラブルデバイスで汗を発電に変える技術が誕生。銀を含んだ繊維がプリントされた新型バッテリーは、2 cm四方の薄い生地状。伸縮性があり、腕時計やリストバンドに装着することで、肌に密着するようになっている。バッテリーに含まれる銀が、汗に含まれるイオンと酸とともに化学反応を起こすことにより電気が生成される。被験者がバッテリーを手首に装着し30分間エアロバイクをこぐことで4.2V・3.9mWの電力を発電できた。

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