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植物性・地産地消・食品ロス削減を実現する 「横浜ヴィーガンラーメンプロジェクト」

「横浜ヴィーガンラーメンプロジェクト」は、横浜市内で生産される食材を使用した、地産地消かつヴィーガン対応のラーメンの企画プロジェクトで、学生が主体となって立ち上げた。出汁と具材に使用する椎茸、こんぶ、八味、小松菜に横浜産の食材を使用し、だしがらも野菜の茎等も廃棄することなくトッピングの具材として使用することで、食品廃棄を出さない方法で調理しており、地産地消とフードロスに貢献する。

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スターバックス、サーキュラーエコノミー型店舗を上海にオープン

スターバックスは2030年までにCO2排出量、水使用量、廃棄物量を50%削減するという目標を立てており、目標達成に向けた取り組みの一環として、「Greener Store」を中国・上海にオープンすると発表した。Greener Storesは、スターバックスが2018年にWWFと協力して立ち上げた枠組みで、環境に優しい店舗を設計、建築、運営することを目的とし、すでにアメリカやカナダで展開している。

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世界初、化石燃料を使用しない鉄鋼が登場

スウェーデンの鉄鋼メーカーSSABは、化石燃料を使用しない世界初の鉄鋼技術「HYBRIT」を開発した。製鉄プロセスにおいて化石燃料を使わないことで、CO2排出量を大幅に削減できると期待されている。炭素の塊であるコークスの代わりに水素を使うことで、水素と酸素が結びついて水に変わり、CO2が発生しないしくみ。同技術により、スウェーデンの総CO2排出量を約10%、フィンランドでは約7%削減できる可能性があるという。

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気候危機をどう伝える?「影響力のあるメディア」になりきるノベルゲーム

オンラインゲーム「Survive the Century」は、気候変動の影響に適応するために2021年から2100年の間に人類が直面する問題をテーマとした分岐型のストーリーゲームだ。国際社会が直面する多くの問題について異なるシナリオを選択していき、一つの選択する度に、「社会」「経済」そして「環境」にどのような影響が及ぶかがストーリーとして語られ、プレイヤーはメディアの立場で世の中に起こる変化のダイナミズムを体験することができる。

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ベルギーの医師が美術館への無料入場を「処方」。コロナ禍の心のケアに

パンデミックが続くなか、「アートの力で、人々のメンタルヘルスを改善したい」という想いから、医師が患者に「美術館や博物館への無料入場」を処方する試験的なプロジェクトが始まった。プロジェクトに関わるのは、ブリュッセル市内の病院「CHU Brugmann」と、5つの公立美術館・博物館。近年の研究で、アート鑑賞が不安や抑うつの兆候を改善させたり、幸福感をもたらしたりすることが示されつつあり、アートは医学的な治療に有効である可能性を秘めている。

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ホームレス支援をキャッシュレスで手軽にする、デジタル募金アプリ

キャッシュレスが普及してきた現在、会計時のお釣りを募金する機会も減っており、その結果今までお店の近くで直接募金を募り、生計を立ててきたホームレスにとって切実な問題となりつつある。そこで、イギリスのスタートアップ「Unify」は、ホームレスの人々にRFID技術を使用した読み込み用リストバンドを配り、募金をしたい人は、スマホアプリでリストバンドのタグを読み込み、募金金額を打ち込むだけで電子決済時のように寄付が完了するという仕組みを開発した。

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太陽光で0円料理。チリで広まる「ソーラーレストラン」

チリのアタカマ砂漠では、太陽光で料理をする人たちが増えている。元々、地元住民が家族に振る舞う料理を作るために使っていたが、村を訪れる観光客たちの注目を集めることになり、2000年には、太陽光で作った料理を振る舞う「ソーラーレストラン」をオープンした。近年サステナブルな活動の重要性の高まりから、同国の研究センター「SERC Chile」は、2020年にソーラーオーブンを自作する方法を説明したマニュアルを公開した。

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量り売り販売をより身近に・簡単にする日本のテクノロジー

時代にあった量り売りのテクノロジー開発に取り組む寺岡精工は、京都のゼロウェイストスーパー「斗々屋京都本店」に量り売りの技術面で全面協力している。たとえば、容器にRFIDラベルを貼り付けると、ラベルに記録された容器の重量データが自動的に検知される技術や量り売りの際の商品の選択ミスを防ぐ技術など様々だ。また、斗々屋ではレストランが併設され、賞味期限間近の商品をレストランメニューの材料として使用することでゼロウェイストを実現している。

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起業家たちがこぞって入居するオランダのリサイクルセンター

オランダ・アルメーレ市は、サーキュラーエコノミーとエネルギー移行を市の戦略のひとつの柱に据えており、2030年までに利用原材料を半減・2050年までに完全サーキュラーエコノミー移行を目標に掲げる。同市の「アップサイクルセンター」は廃棄物を二次資源として再利用して建設された。住民が不要となった洋服やフィットネスバイク、電子機器などを捨て、それらを資源として起業家がビジネスを手掛けているという。

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目に見えない大気汚染を可視化するLEDランプ

ベルギーの研究グループ「URBAN SPECIES」が開発したのは、大気汚染レベルに応じてLEDの色を変化させるランプ「Canari」。汚染状況に関するオープンデータに接続されたマイクロコントローラーが内部に設置されており、ネットに接続されるとリアルタイムでの空気の質の情報をもとに光る仕組み。空気の質が良いほど明るく光り、質が悪くなると明かりが暗くなるため、使用する人はランプの明るさによって大気汚染の状況を知ることができる。

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