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傷は人生の勲章。若者に冒険を呼びかける「ヴァセリン」の広告

ユニリーバの商品である、切り傷や乾燥のための保湿クリーム「ヴァセリン」のムービーでは、お年寄りとその孫のコミュニケーションがテーマだ。「若いうちに冒険しないで、いつするんだ?」「傷を恥じてはいけないよ」「傷というのは、人生の山も谷も、酸いも甘いも乗り越えてきた、という立派な勲章なんだから。」と孫を鼓舞する。様々な苦難を乗り越えてきたお年寄りの強さを強調し、ヴァセリンを「仕事や人生そのものを支えるもの」と意味づけた広告だ。

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ストリートチルドレンのためのもう一つのW杯

FIFA W杯と同年・同国で世界大会「ストリート・チャイルドワールドカップ」が開催されている。世界1億5千万人のストリート・チルドレンの各国代表が選出される。主催するイギリスの慈善団体のミッションは、スポーツのもつ力を通してストリート・チルドレンに対する偏見を払拭すること。そして子どもたちが、十分な尊厳と理解・権利のもとに生きられる仕組みづくりを、各国の政府やコミュニティに呼びかけることだ。

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食品廃棄を減らし、貧困層の生活も支える。カナダの「値札のないスーパー」

世界で貧困・食糧危機問題が深刻化する一方で、食料消費全体の2割にあたる約1,800万トンの食べ物が、毎年のように捨てられている。そこで有名カナダ人シェフのジャガー・ゴードン氏は全米初となる「値札のないスーパーマーケット」をオープンした。採用したのは「あなたが払える金額だけをお支払いください」というシステムで、販売されている商品はすべて、他のスーパーやレストラン・食品製造工場・野菜ファームから寄付されている。

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口唇口蓋裂の子供への理解を深める。欠けたカトラリーで食べるディナー

テーブルの上のフォークもナイフもスプーンも、どれも一部が欠けていて変わった形をしている。スープをすくおうとしてもこぼれおちてしまうし、パスタを巻き取ろうとしても上手くいかない。これはリッツカールトン・シンガポールと、チャリティー団体Smile Asiaが共同で行った、口唇・口蓋裂(こうしんこうがいれつ)の子供たちへの理解を深める啓蒙キャンペーンの一部だ。口唇・口蓋裂の子供たちが抱える「苦労」について思いをめぐらす機会を提供した。

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廃棄予定食品は半額に!30万人以上が利用するスウェーデン発アプリ

スウェーデン発のアプリ「Karma(カルマ)」は、レストラン、カフェ、ホテル、スーパーマーケットなどで発生した余剰食品を定価の半額で購入することができるアプリだ。Karmaに登録している店舗が、売れ残った商品をアプリ上にアップする。利用者はアプリ上で食品を購入し、店舗に取りに行くしくみだ。2016年にサービスを開始し、現在スウェーデン、英国でサービスを展開している。

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世界的アーティストが共同制作。漁業の闇を訴える1分間の「美しい動画」

年間16万羽のウミドリ、30万匹のウミガメが混獲によって犠牲になっている、混獲の問題。そこで国際環境NGOグリーンピース・ジャパンが発表したのは、混獲の問題を提起するための動画だ。この動画は世界的に活躍するアーティストの手によって制作され、「海の生きものの残酷な死を芸術的に表現し、アート作品として混獲の問題を提起した」という。なお、ダンサーたちが身にまとうドレスは、実際の漁で使用された網を使って作られた。

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フランスで誕生した、認知症患者のための「村」

デンマークの建築会社Nord Architectsが、フランス南西部に位置する街ダクスで、認知症を持つ高齢者向けに「アルツハイマー村」の建設を開始した。フランスの一般的な村の構造を模しており、自然豊かな環境が整えられている。村には住居施設のほか、商店、美容院、図書館などの共有施設が設置される。入居者はこの村の中を自由に、安全に歩き回ることができ、入居前と変わらない日常生活を送ることができる。

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大都市の緑化は年間5億ドル以上の利益を生み出す。ニューヨーク州立大学調査

ニューヨーク州立大学は、都市に緑を増やすことで大気汚染の減少、雨水の浄化、CO2削減、暖房費と冷房費の半減などにより年間約557億円の利益が推定されるとの研究成果を報告した。駐車場などに植樹するだけでも居住者に与える利益を倍増させることができると主張する。この研究結果により都会に作られた緑のオアシスが「高い経費」ではなく「経済効果のある有効な投資」という位置づけに変わったことで、官民で今後さらに都市の緑地開発が進むことが期待できる。

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ドローン植林がマングローブを救う。ミャンマーで始まる森林保護のイノベーション

ミャンマーでは、長年にわたる乱伐などでマングローブが激減した。水をろ過してくれるマングローブの根は魚など多様な生物にとって貴重な存在であると同時に、嵐から海岸線を保護する役割もあり、人間にとっても重要な存在だ。そこで、BioCarbon Engineeringはドローンを活用し、効率良く植林を行っている。以前は住民による手作業の植林が行われていたものの、森を失う速度に追いつかなかったためだ。最終的に約10億本の木を植えることを目指す。

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充電スタンド版Airbnb。電気自動車の利用を加速させる「Everty」

オーストラリアのスタートアップのEvertyは、電気自動車用の充電スタンドのシェアリングエコノミーを展開する。オーストラリアでは、電気自動車の需要に対し、充電スタンドが不足している。そこで、自宅に充電スタンドを持つ電気自動車の所有者が自宅の駐車場を貸し出すことで、数少ない公衆充電ネットワークを補うというアイデアだ。Evertyは日中に電気を使用しないソーラーパネル付きの住宅所有者にとって特にメリットが大きいと指摘する。

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