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シンプルで安価に電気を生み出せる、波力発電装置

複雑な構造のタービンや、高価な部品が必要だった従来の波力発電装置。そのかわりとして、波の力をシンプルに電力に変える装置「誘電エラストマー発電機(DEG)」を、英エディンバラ大学が開発した。波が来ると、内部に入った水が閉じ込められた空気を押し上げ、デバイスの上の膜が膨張・収縮をして電気を生み出す仕組みだ。シミュレーションの結果、1台の装置で約100戸の住宅の電力に相当する500kWの電力を生み出すことが確認された。

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ヒルトンの全てがヴィーガンなスイートルーム「Vegan Suite」

Hilton London Banksideにヴィーガンなスイートルームが誕生した。カードキーやデスクチェア等にはパイナップルの葉の繊維を使ったレザーを使用。枕には羽毛ではなく、低環境負荷でアレルギー物質を含まない抗菌素材が使われている。床は100%再生可能な竹製で、カーペットはオーガニックコットン製だ。ミニバーには地元でつくられたヴィーガンスナックが、ルームサービスにはヴィーガン100%の食事を用意する。ホテルの清掃には、動物実験を行っておらず水を汚染しない洗剤を使用する徹底ぶり。

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100%生分解可能。ユニリーバのエコな日焼け止め「My Kai」

一部の日焼け止めクリームに含まれる化学物質が、サンゴ礁の死滅や白化を招くことが問題視されるが、肌の健康をおろそかにすることもできない。そんな中、ユニリーバ社とBio-on社が人々の健康と自然との共存を目指して開発した日焼け止めクリームが「My Kai」だ。植物から抽出された100%生分解可能なバイオプラスチック製パウダーでできているのが特徴。この新パウダーにより、環境に有害なUVフィルターの割合を大幅に減らし、耐水性を高めることができる。

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サッカークラブが設立した学校給食用ヴィーガン食品会社「Devil’s Kitchen」

世界一グリーンなサッカークラブ・世界初のヴィーガンなフットボールクラブとして認定されたForest Green Roversが、ヴィーガン食品をつくる会社Devil’s Kitchen を設立した。14の主要なアレルギー食品や、パーム油、化学調味料、保存料などを使用しない食事を子供らに提供し、普段の食事が健康やパフォーマンスへどう影響するかを考える目的だ。工場は、100%グリーンエネルギーで稼働するほか、食や健康、スポーツについて楽しく学べる教育プログラムも行っている。

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プラスチックごみをクリーン燃料に変える新技術

アメリカのパデュー大学研究チームが、プラスチックごみをクリーン燃料に変える新技術を開発した。この技術はプラスチックの一種であるポリオレフィンを化学変換することで、クリーンな燃料やその他の有用な物質を生成するものだ。毎年排出されるポリオレフィン廃棄物を変換して得られるクリーン燃料は、ガソリンやディーゼル燃料の年間需要の4パーセントをまかなえるという。

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暖房に利用できる、再エネで稼働するデータセンターの廃熱

IT業界の成長に伴い、データセンターのエネルギー消費量は増加し続けている。そんな中、再生可能エネルギーで稼働しているストックホルム・データ・パークスは、さらにその廃熱を暖房会社のフォルトゥム・ヴァルメに販売する取り組みを開始。10メガワット規模のデータセンターひとつが発する排熱は、実に2万世帯のアパートを温めるのに十分だという。これにより、温暖化につながる化石燃料の利用を減らすことが可能となり、8千メートルトンものCO2排出を削減できるという。

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ナイジェリアの太陽エネルギーで移動する銀行

ナイジェリアでより多くの人に金融サービスを提供するため「Wema Bank on Wheels」というサービスが開始された。2つのATMが備わった車で移動し、遠隔地域にいる人々に対して銀行サービスを提供するというものだ。従来の支店を設立するより設備投資が少なく「眼前で取引が行われないと不安」という客の声にも対応できるため、消費者と銀行の双方がメリットを享受できる。また、車両の走行には、車のルーフに備え付けられたソーラーパネルで得た太陽光エネルギーが使われている。

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地元の暮らしを提供するホテル「Lokal」

「Lokal」は、フロントがなく、チェックインからチェックアウトまで誰とも話さずに過ごせるホテル。コンセプトは「見えない」サービス。部屋はアパートスタイルで、短期も長期も滞在可能。室内には、メジャーなスポットではなく、地元のありのままの生活を体験できるおすすめの店がきめ細やかに紹介されたガイドブックが置いてある。観光客としてではなく、そこで暮らしているかのように自由に街とつながってもらいたいというのが、創設者の想いだ。

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押すだけで注文できるボタンを寄付ボタンにハックした「アマゾン・ダッシュボタン」

ブラウザで注文する手続きを簡素化し、ボタンを押すだけで注文を完了できる仕組み「アマゾン・ダッシュボタン」。これをハッキングしてオリジナルの寄付ボタン「ACLUダッシュボタン」が作られた。これによりニュース等で人種差別発言に嫌な思いをするたびに、ボタンを押すだけでACLU(アメリカ自由人権協会)に寄付できる。インターネットで募金を受け取る団体や活動家にとっても頼もしいUXデザインだ。

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自転車に乗った分だけクーポンがもらえるアプリ「Radbonus」

Radbonusは、ユーザーが自転車に乗れば乗るほど、スポンサーとなっている店舗の割引クーポンがもらえるというアプリ。自転車に乗って移動した距離に応じてポイントが貯まる仕組みとなっており、例えば50km走ったら5%割引、100km走ったら10%割引が得られるというシステム。運動嫌いの人が自転車にのるインセンティブにもなっている。割引の対象となる店舗はRadbonusに参加することで環境へ貢献できるだけではなく新たな集客効果も期待できる。

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