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ロウソクの火でLEDライトを点灯。熱発電ランタン「Luminiser Lantern」

クラウドファンディングサイト「Kickstarter」に、LEDランタン「Luminiser Lantern」が登場した。このLuminiser Lanternには、電力バッテリーが内蔵されていない。内部にティーライトキャンドルを設置すると、その火が発生させる熱をエネルギーとして5~6時間持つLEDライトになるという仕組みだ。言い換えれば、ロウソクの光量は15~20倍にまで増幅されるということである。

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廃棄Tシャツを水平リサイクル。「BRING Tシャツ」

再生ポリエステルによりTシャツのサーキュラーエコノミーを実現する「BRING Tシャツ」。BRING Tシャツは廃棄される繊維製品を再生して作られたポリエステルでできており、石油由来のものと変わらない品質となっている。ポリエステル100%ながらもコットンのような肌触りで、チタンを練り込むことでUVカットも実現している。さらに吸水性、速乾性も高く、機能性にも妥協していない。

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パーキンソン病特有の「すくみ足」を解消するハイテクシューズ

オランダ・トゥウェンテ大学の研究チームが、パーキンソン病のリハビリを日常生活の中で行えるようになるレーザーを内蔵した特別なシューズを開発した。このシューズを履くと、歩行が止まった段階、すなわち使用者がすくみ足に陥ったタイミングで、レーザーが作動する。45cm先の地面を照らし、使用者はそのレーザー照射に従って足を動かすと、リハビリと同じ効果が得られる。

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生ごみから調理用バイオガスをつくる。途上国の森林と貧困を救う装置

イスラエルのスタートアップが「HomeBiogas 2.0」というユニークな装置を開発した。バイオガスを調理用に使うというコンセプトの製品で、微生物が生ゴミを分解する際に放出するガスを集め、それを有効活用する。分解後の余りカスは液体肥料になるから、無駄なものが一切発生しない。こうした装置が当たり前になれば、途上国の人々は燃料のための森林伐採をやめ、子供たちは重労働から解放されて教育へのアクセスを手にすることができる。

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耳の感染症をAIでリモート診断するスマート医療デバイス「hearScope」

途上国では、耳の感染症が原因で聴力を失ってしまう子供たちが数多くおり、実際に世界では人口の5%が慢性的な耳の感染症を患っている。この問題を解決するべく、南アフリカに本拠を置くhearXGroupが「hearScope」を開発した。使い方はとても簡単で、スコープを患者の耳に入れるだけで、ビッグデータを駆使してAIが診断を下し、必要に応じて医師がリモートから診察を行う。

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時間にさわれる腕時計「Bradley Timepiece」

アメリカの企業eoneがBradley Timepieceという時計を開発した。この時計は二つのボールで時を表す。文字盤のボールは「分」、側面のボールは「時間」だ。これに触れるだけで、目で見なくとも時刻が分かるようになっている。この時計は「障がい者に向けた製品」ではなく「健常者と障がい者の垣根をなくす製品」と言え、健常者・障がい者問わず多くの人に使われている。

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視覚障害者用の「聞こえる」スマートグラス「Aira」

Airaは視覚障害者の行動を補助する目的で開発された製品である。Airaには前方カメラ、マイク、ヘッドホン 、GPS機能が搭載されており、現在位置や現場の光景などを24時間対応のナビゲーターと共有することができる。また、カメラが点字ブロックをふさぐものを映し出すと、ナビゲーターがそれを認め、Google Mapの情報も参考にしながら迂回路を提案していく。視覚障害者にとってイレギュラーな事態を回避するためのデバイスだ。

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手足が不自由でも簡単に使えるゲームコントローラー

マイクロソフトが手足が不自由でも楽しめるゲームの筐体を開発した。白い筐体に、ターンテーブルのような大きなボタンがふたつ付いている。手に持つのではなく、卓上に置いて使う。指がなくても、大きなボタンを叩いてゲームをプレイする。十字キーも大きめのデザインになっている。99ドル99セント(約1万1000円)でのプレオーダーを受け付けており、お手頃な価格も話題になっている。

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国際都市ロンドンが提案する、大道芸人のデジタル投げ銭

電子マネーの普及は社会の効率化を促すが、一方で現金のチップを受け取る大道芸人にとっては死活問題になり得る。そこでロンドン市は、スウェーデンのスマートフォン決済プラットフォームと連携し、大道芸人のためのデジタル投げ銭に乗り出した。iZettleは、見物客がクレジットカード、スマートフォン、そしてスマートウォッチで投げ銭ができるシステムだ。実証実験の結果、接触しない形での決済ができることによって受け取る額が相当増えた、という報告もある。

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世界中に照明電力をもたらす人力発電装置「nowlight」

クラウドファンディングサイトIndiegogoに、nowlightという製品が出展された。nowlightは人力発電の照明器具で、開発者はルワンダでの普及を目指している。本体下部から垂れ下がったベルトを引っ張ってモーターを回し、電力を作る。わずか1分間の運動で、1時間分の照明電力が得られるという。電力を作る人材をルワンダ内で獲得するには、教育が必要。nowlightは子供たちが夜でも勉強時間を確保できるようになることを目指している。

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