NPOが「体験」を売れる場所、Airbnb
世界最大のホームシェアリングプラットフォーム、AirbnbがNPOらに対して新しい「寄付」の形を提案している。現地ならではのローカルな「体験」を望むゲストらと、「体験」を提供できるホストらをつなぐ機能「Trip」の提供を開始した。このラインナップのひとつが「Social Impact Experience(社会貢献体験)」であり、参加費用の寄付はもちろん、活動への理解や体験の共有を通じてホストの取り組みを支援することとなっている。
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世界最大のホームシェアリングプラットフォーム、AirbnbがNPOらに対して新しい「寄付」の形を提案している。現地ならではのローカルな「体験」を望むゲストらと、「体験」を提供できるホストらをつなぐ機能「Trip」の提供を開始した。このラインナップのひとつが「Social Impact Experience(社会貢献体験)」であり、参加費用の寄付はもちろん、活動への理解や体験の共有を通じてホストの取り組みを支援することとなっている。
新たにインドのスタートアップ企業「EnviGreen」の創業者であるAshwath Hedge氏が、4年の歳月をかけて100%生分解性のオーガニックな「食べられる」プラスチック袋を開発した。一見普通のプラスチック袋だが、バナナや植物油、さとうきび、タピオカ、トウモロコシなど12種類の原材料からできていて、バックだけでも約3ヶ月で自然に分解される。水を使えば1日で、沸騰したお湯であれば数秒で分解することが可能だ。
フランス北西部のノルマンディー地方で、世界初となるソーラーパネルでできた道路「Wattway」が開通した。道路は約6.1億円の費用を投じて建設され、約1kmに敷き詰められた2,880枚のソーラーパネルで道路自体が太陽光で発電できる仕組みとなっている。再生可能エネルギーの割合の引き上げに向けて、この道路では耐久性と発電量を計る2年間の実験が行われる予定で、最終的には道路を1,000kmにわたって開通させる目標をフランスは掲げている。
アメリカのケンブリッジでリリースされた「FoodForAll」は、レストランの売れ残りメニューを格安の割引価格で購入することができるアプリだ。アプリユーザーは、ログインするだけで売れ残りメニューを販売している周辺のレストランを探すことができ、定価の最大50~80%割引と格安で食品を購入することができる。レストランは食品廃棄を減らして売り上げを増やすことができる。
ドイツのシュツットガルトからベルリンまでを走行する「Locomore」は、世界初のクラウドファンディングで作られた長距離鉄道だ。グリーンエネルギー会社Naturstrom AGの電力を使用して100%再生可能エネルギーで走行しているほか、車内で提供される食事やドリンクも、地元で調達したオーガニックでサステナブルな素材を利用している。列車には従来の鉄道の半分から3分の1の価格で乗ることができる
民泊プラットフォームのAirbnbが、インドの地方部で暮らす自営女性の支援団体であるSEWAと覚書を締結した。同社はSEWAの協力のもとで、その会員らに対して民泊ホストとしてのトレーニング機会を提供し、インド地方部の女性たちに新たな経済機会を提供し、自立を支援する。これにより、まだほとんど観光客が訪れていないインドの地方部へゲストを引き込み、ローカルコミュニティがシェアリングエコノミーの恩恵を受けられる仕組みを構築する。
ドイツのデュッセルドルフで、広告視聴と引き換えに公共交通機関の乗車券を無料で入手できるアプリ「Welect Go」がリリースされた。ユーザーは同アプリをスマホからダウンロードし、広告主が配信する20秒間の動画広告を視聴するだけで、デュッセルドルフ市内のバスや電車で利用可能な2.60ユーロ分のQRコードチケットを無料で得られる仕組みとなっている。ユーザーの個人情報は、匿名データとして広告主へと提供される。
cott Steinberg氏とEric Peter氏は、ユーザーが自分のショッピング履歴を寄付できるユニークなプラットフォーム「Data Does Good」を立ち上げた。ユーザーは自身のAmazonアカウントをData Does Goodに接続し、支援したいチャリティ団体を選択してAmazonで買い物をすると、その購入履歴から個人情報だけが削除され、購入データがData Does Goodに自動で収集されるというものだ。
Schwarz氏とScott Jacobsen氏らがハーバード・イノベーション・ラボのベンチャーインキュベーションプログラムの一環で、ショッピングと社会貢献を同時に実現するGoogle Chromeブラウザ向けエクステンション・DoneGoodをリリースした。これをオンにして欲しい商品をGoogleで検索すると、そのキーワードにマッチした商品をより社会や環境に配慮した形で製造している企業が検索結果上に代替選択肢として表示される仕組みだ。
製薬会社のApotek Hjärtatが、画期的な看板を開発した。看板の前をタバコを吸った通行人が通りかかると、タバコの煙を感知し、看板に描かれた男性が急に咳き込むというものだ。喫煙者に対してタバコが身体にもたらす害を認識してもらい、禁煙を奨励するための啓発キャンペーンとしてこのプロモーションを企画した。看板はストックホルム市内のなかでも特に喫煙者が通りかかることが多い複数の箇所に戦略的に設置されている。