アーカイブ: Listings

Description.

61万本のペットボトルで作られたリサイクルハウス

カナダのノバスコシア州に建つ、61万2000本のペットボトルから作られた家。ペットボトルからできた壁は軽量でありながら、強度が高く、家の寿命は250年以上。フレーミング、断熱、サイディングなどの工程が必要ないため壁の工事は7時間しかかからないうえに時速326マイルの風にも耐えることができ、室内の保温力にも優れているため、冷房や暖房の省エネにも貢献している高機能な家。

Read More

生物多様性を守るハチのバス停

街にある316のバス停の屋根を緑化し、ミツバチやマルハナバチがとまって受粉できる取り組み。屋根の緑化は、空気中のホコリや汚染物質を取ったり、雨水を貯めたりする機能も果たす。また、緑化以外にもLEDライト、ベンチは竹製、さらに植物の手入れをする自治体職員は電気自動車を使用と様々な方法で環境に配慮している。そして数年以内には、バス停の屋根に太陽光発電も設置する。

Read More

発酵食を通じて生産者と消費者をつなげるスタートアップ「アグクル」

発酵食を通じて、日本の農業と食が抱える課題を解決しようと取り組むベンチャー企業。子供をターゲットとした発酵食を販売する。消費者の求める「食」と作り手側の「農」との間にあるギャップがあり、それが農業の後継者不足や食の安全、地方の過疎化といった課題につながっていると認識し、消費者と作り手をつなぐ手段として、お米に付加価値をつける発酵食を取り入れた。

Read More

無料で食事を提供するジェイデン・スミスの「I LOVE YOU Restaurant」

日々の食料に困っている人たちに無料で栄養のある食事を提供する、1日限定のフードトラック。俳優ウィル・スミス氏の息子ジェイデン氏が立ち上げた。NPOの調査ではアメリカでは8人に1人が食料不安を抱えているといい、実際に、フードトラックには長蛇の列ができた。ジェイデン氏は他にも、紙容器入りのミネラルウォーターを販売する会社を立ち上げ、プラスチック削減にも取り組んでいる。有名人が社会事業に取り組むことは、与える影響や意義が大きいと言えるだろう。

Read More

アプリもSNSも使えないスマホ「BoringPhone」

私たちがスマホに使う時間を減らし、他のことに時間をかけられるよう、便利な機能は残しつつ気を散らす余計な機能を取り除いたスマホBoringPhoneを開発。搭載されていない機能はEメール、ブラウザ、ソーシャルメディア、アプリストアなどで、ガラケーよりは機能が多いが一般的なスマホほど多くない絶妙なラインナップになっている。価格は、499NZD~(約36,000円)。

Read More

電気貨物自転車で小包配達を行う「CITY HUB WIEN」

オーストリアの郵便業務を担当するオーストリア・ポストが、持続可能で効率的な都市物流を目指し、電気貨物自転車を使ってウィーン市内の小包配達を行うプロジェクト。輸送トラックの代わりに、ドイツのRytle社が提供するE-カーゴバイクを使用することで、CO2の排出量と騒音を削減する。プロジェクトでは、環境への配慮と持続可能性、経済効率、顧客と配達員の満足度に焦点を当て、3か月のパイロットプロジェクト実施後、その結果と実現可能性が評価される予定。

Read More

飲料購入時のデポジット制度「デポジット・リターン・スキーム」

スコットランド政府が、ペットボトルや缶で飲み物を買う際に20ペンス(約30円)のデポジットを付与する制度を発表。空になったボトルは飲食店やホテル、地域の回収場所などに返却すると、その20ペンスが戻ってくるシンプルな仕組み。この取り組みによって現在捨てられているペットボトルのゴミが90%減少すると推定し、これは1日に約31,000本、1年間で1,100万本以上削減できることになる。

Read More

アースバッグでできた楽園エコホテル「Mana Earthly Paradise」

日本人夫婦が運営する一般社団法人アースカンパニーがオープンさせたホテル。ホテルに必要な電力は自家発電し、雨水や排泄物は有効活用している。建築には伝統的なデザインと廃材を使用した材木が使われ、提供する食事までこだわっている。また、レストランの廃棄物をコンポストし、無農薬の農園に使うなどと、様々な形で無理せず「居心地のいいエコ」を体験できるアイデアが詰まっている。

Read More

屋上サイクリングで発電するカーボンニュートラルな博物館

スウェーデンの化学ミュージアムの屋上に設置された自転車「エナジーバイク」に乗り、ペダルをこぐことによってミュージアムの電力を発電する仕組みを導入。自転車のペダルを漕ぐといった遊び心のある方法を採用することによって、カーボンニュートラルなミュージアム運営に貢献でき、子供から大人までたくさんの人が楽しみながら自然科学に興味を持つことができる、画期的なアイディア。

Read More

デザイン子供服でバングラデシュの貧困に挑む「サンデーモーニングファクトリー」

バングラデシュの貧困地域で暮らす親の雇用創出、児童労働の撲滅を目的としてビジネスを展開する子供服ブランド。「社会問題を解決すること」が目的で、ビジネスはあくまで手段となっている。サンデーモーニングファクトリーでは、商品の背景を積極的に語ることはせず、デザインがかわいいからという理由で客に購入してもらっているが、それが結果として「親の雇用創出、児童労働の撲滅」という課題解決につながる。

Read More