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プラスチックごみをリチウムイオン電池に変える技術

パデュー大学の科学者らが、ビニール袋をリチウムイオン電池の部品に変える技術を開発。ビニール袋を電池のアノードとして利用できるカーボンチップに変換する。このプロセスでは、ビニール袋を硫酸に浸して密封し、その中のポリエチレンが溶け始めるまで加熱する。そこから純粋な炭素を取り出して粉砕し、リチウムイオン電池のアノードに使用する。製造された電池は、市販の電池と比較してもよく機能し、実証実験の結果、商業生産に応用できる見通しもついた。

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象と泊まれる世界に一つだけのAirbnb「Chai Lai Orchid」

タイのチェンマイにある、象と宿泊できる唯一のAirbnb施設の運営には2つの目的がある。1つは、タイで観光業に酷使される象の保護。もう1つは、少数民族女性の雇用だ。スタッフのほぼ全員が山岳地帯のカレン族で、実務の他にホスピタリティや英語、自衛といったトレーニングも提供している。これにより、教育機会や雇用機会の欠落による人身売買を防いでいる。

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近所のソーシャルビジネスと出会えるマッチングアプリ「CoGo」

ニュージーランド生まれの無料アプリ「CoGo(Connecting Good)」。アプリを起動し、気候変動やアニマルウェルフェア、労働問題など自分が関心のあるトピックを選び、住まいに関する情報などを登録すると、自分の家から近く、関心のある分野の取り組みをしている事業者や、お店を紹介してくれる。また、アプリを使って買い物をすると自分がどんな問題の課題解決に貢献しているのかを可視化する仕組み。

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モダンと伝統を両方追求する埼玉県越谷の「はかり屋」

解体寸前だった日光街道の旧家の古民家(埼玉県・越谷市)が、食や癒し、インテリアなど、6つのこだわりのショップやレストランが楽しめる複合施設「はかり屋」へ。越谷市の「登録有形文化財(建造物)」として文部科学省から認定され、グッドデザイン賞も受賞。「レトロ&エシカル」などさまざまなテーマでのマルシェを開催している。

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教育プログラムでテロリストの社会復帰を支援する団体

スキルも、教養も、職もなく、イスラム過激派組織「アル・シャバーブ」に勧誘された若者たちを、“排除するのではなく、受け入れる”をコンセプトとした活動。テロリストやギャングの脱過激化・社会復帰を手助けして再過激化のリスクを減らすとともに、更なる脱退を促進することで、テロ活動や紛争を減らすことに寄与している。

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環境保護の啓発メッセージを刻む、ドコモのシェアサイクル「STAMP BIKE」

日本でシェアサイクルサービスを運営する株式会社ドコモ・バイクシェアが開発した、走った跡が広告になる自転車「STAMP BIKE(スタンプバイク)」。車体につけられたポンプから、タイヤに自動で水が噴射され、濡れたタイヤの走った跡が広告になる。スタンプバイクが通り過ぎた後には、チンパンジーやパンダ、シロクマなど地球温暖化の影響を受けている動物たちのイラストと「しぜんをのこそう」というメッセージが転写される。

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自宅でオーガニック農業が簡単にできるドラム式ガーデニング装置

室内で野菜を育てるドラム式のガーデニング装置『OGarden Smart』は、野菜の育てやすさにおいて画期的である。真ん中の車輪が回転するようになっており、LEDライトがまんべんなく苗に当たるように設計されている。また、苗は60種類、種は30種類を同時に育てることができる。手間は少なく、水のタンクが下の棚の中にあるのでここから自動的に苗に水が行き届く。このタンクは約10日間、水を保つことができる。

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パイナップルなどの果物でできた、H&Mの春コレクション

スウェーデンに本拠を置くアパレル大手H&Mによる、3つのサステナブルな素材を使った第8回春コレクション「Conscious Exclusive Spring Collection」。Conscious Exclusive は、持続可能な素材を持続可能な工程で製造した、H&Mのプレミアム女性服コレクションだ。環境へのConscious(意識・配慮する)を持った色鮮やかなブーツやサンダル、ハンドバッグ、水着、ブラウス、ワンピースやパンツなどが勢ぞろい。

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象のフンを原料とした紙作りを体験できる「Elephant Poopoopaper Park」

タイのチェンマイには、象のフンを原料とした紙作りを体験できる施設「Elephant Poopoopaper Park」(エレファントプープーペーパーパーク)がある。ここで販売されている紙には、一切木が使用されていない。環境に悪影響を及ぼすといわれる化学薬品を使った漂白もせず、象のフンとサトウキビやバナナなど植物の繊維、商品にはできない紙の端切れ、そして食べられる着色料を混ぜ、ほとんどの工程で機械を使わず手作業で紙作りをおこなっている。

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黒プラスチックの廃棄問題を解決する「中波長赤外線カメラ」

黒色プラスチックはデザインへの汎用性が高いため、家電や食品トレーを中心とした幅広い製品に使われており、様々な色のプラスチックを混ぜ合わせてリサイクルして作るので製造コストが安い。しかし、通常のプラスチックのリサイクルの工程で赤外線が黒色の色素に吸収されてプラスチックとして分別されずリサイクルされずに廃棄されてしまう。そんな課題を解決すべく、フィンランドの企業が黒色プラスチックを判別できる「中波長赤外線カメラ」を開発した。

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