ヒルトンホテル、客が残した100万個の石鹸をリサイクル
ヒルトン・ホテルズ＆リゾーツは、アメリカのNPO団体Clean the Worldと共同で、世界手洗いの日（10月15日）までに宿泊客が残した100万個の石鹸をリサイクルし、世界中で石鹸を必要としている人々に寄付している。アメリカとカナダ、プエルトリコとドミニカ共和国のヒルトンホテルグループから宿泊客が残した石鹸を集め、粉砕消毒し、切断して新しい石鹸を作った。
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元受刑者の女性たちが働くマッサージ店「Lila Thai Massage」
タイの古都チェンマイには、元受刑者の女性たちが働いている人気マッサージ店がある。元受刑者の社会復帰プログラムの一環として始まった「Lila Thai Massage」は、服役期間を終え釈放された後も、世間からの偏見の目や経済的貧困、そして仕事のスキルや機会の欠如などの問題から再犯してしまう女性を一人でも無くそうと雇用をしている。訓練を受け、地元民からの評判も高い。
「卵の殻」でエネルギーを貯蔵。ドイツで研究が進むエコな新技術
ドイツのカールスルーエ工科大学研究チームが、卵の殻をエネルギー貯蔵用の電極として使用する新たな技術を開発。普段なら料理のときに廃棄される卵の殻は、炭酸カルシウムと、タンパク質を多く含むうすい膜の複合体でできている。研究者らは、この炭酸カルシウムがリチウムを貯蔵するという、卵の殻の電気化学的性質を発見したことからこの技術の着想を得た。
VRで子どもの視点を経験できる？子どもの危機管理に大きな一歩
VR空間を活用し、バルセロナ大学の研究チームは「子どもは周りのモノの大きさを正確に把握できない」ことをVRで実証する研究結果を発表した。この研究から子どもの危機管理につながるだけでなく、過去の実験では、「VR空間内でアインシュタインのアバターでIQテストに答えると普通のアバターよりも高得点を記録した」という研究結果も存在し、自分自身に対するイメージが自分の行動や態度に影響することを示している。
つながりが「コト」を生む。横浜・太陽住建に学ぶ、SDGs時代の地域貢献企業のつくりかた
地域が抱えるこれらの課題に対し、住民や行政、NPOなど様々な立場の人々と協働しながらユニークな手法で解決に取り組んでいる地域密着型企業が横浜に本拠を置くリフォーム会社、太陽住建だ。横浜市から「横浜型地域貢献企業」の最上位認定も受けている同社は、太陽光発電事業を通じた障がい者雇用の促進、空き家を活用した地域のコミュニティスペースづくりなど、従来の企業という枠組みを超えた活動を展開しながら地域の課題に向き合い、メディアの注目を集めている。
100%リサイクルプラスチック素材のDIYサングラス
スペイン第二の都市バルセロナでサングラスブランドFOSが提供する、自分だけのオリジナルサングラスづくりの体験ワークショップ。100%リサイクルプラスチックでできたサングラスを作る過程では、そもそもプラスチックとは何か、どのようにリサイクルされるのか、また、持続可能な製品づくりとは何かについても学ぶ。サングラスは丁番やねじを含め、すべてのパーツがリサイクルプラスチックでできており、役目を終える際は、再びそのままリサイクルすることができる。
チャットでメンタルカウンセリングを受けられるアプリ「Spill」
チャットをによるカウンセリング（テキストカウンセリング）を提供し、より多くの人のメンタルヘルスケアへのアクセシビリティ改善を目指す。対面で専門家に会えなくても、いつでもどこでも無料で気軽に相談できるようになっていることを重視。導入している企業は従業員10名のスタートアップから、大企業まで多様。
サンフランシスコ名物の古いケーブルでつくる、エレガント家具
米国サンフランシスコのシンボル、ゴールデン・ゲート・ブリッジ。1970年代後半にケーブルの張り替え工事が行われたが、この時に交換されたオリジナルの吊りケーブルは、そのまま捨てられるのではなく、コーヒーテーブルやサイドテーブルといった私たちの生活に身近な家具へと生まれ変わった。地元のアーティストや金属職人などと共同で、歴史ある建造物から新しいものを作り出している。
企業の環境貢献度がわかる「企業のエシカル通信簿」
企業のエシカルな取り組みについて市民目線で調査、評価した「企業のエシカル通信簿」。環境や人権、アニマルライツや消費者問題など多様な分野で活動する39の団体で構成されたネットワークが評価を行い、「持続可能な開発（表中SDと省略）」「環境」「消費者」「人権・労働」「社会（社会貢献）」「平和・非暴力」「アニマルウェルフェア」の7項目から本当にエシカルな企業と、そうでない企業を見分けて発表する。
SodaStreamが挑む、国境と組織を越えたプラスチックとの戦い
イスラエルに本社を置くソーダストリーム株式会社は、創業以来「自宅にいながら手軽に炭酸水が作れるソーダマシン」を開発し、販売店舗は世界45カ国70,000店以上。日本国内でも3,000店以上の取扱店舗を展開している。そんな中ソーダストリーム株式会社はペットボトルが必要不可欠な会社、ペプシコーラで知られるペプシコに吸収合併され、ペットボトル廃止に向けて大きなステップを踏み出している。
