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循環型のゴミ箱をデザインするオランダ「LUNE」

オランダ・アムステルダムに拠点を置くLuneは、サーキュラーデザインのゴミ箱のプロデュース・販売を行う。ゴミ箱を通じてゴミの分別を促すことでリユースやリサイクルに寄与しているのはもちろん、汚れてしまったり傷付いたりしたゴミ箱に修理や磨きを施すことで、使えなくなったゴミ箱を再生する取り組みも行っている。また、ゴミ箱を「所有せずに利用してもらう」PaaSモデルを導入。ユーザーはゴミ箱自体にではなく、一定期間の彼らのサービスに対して対価を支払うことになる。

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買い物がホームレスの支援に繋がる。新しいオンラインショッピング「UNHOUSED」

イギリス・ロンドンのスタートアップ企業「Unhoused」は、路上生活者の支援を目的に、オンラインで衣服や雑貨の販売を行い、購入された商品と同様のものを寄付している。主力製品は独自のナノテクノロジーを使用した世界初のセルフクリーニングパーカー。洗濯する機会が少ない路上生活者が少しでも快適に過ごすことができるようにという想いから生み出された。衣服の他にも歯ブラシや携帯電話のクレジット等、生活を明るくする商品が販売されている。

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「無料で食を提供」が原則。ドイツ最大の市民団体「Berliner Tafel」

フードバンクがぶつかる資金繰りの壁。ドイツにある市民団体ベルリーナターフェルは「タダで食べものを仕入れ、タダで提供する」という原則のもと工夫を重ねながら26年にわたって2万7千人以上のボランティアを運営している。例えば配布拠点は教会に間借りしていたり、イベントで出た食品を譲り受けたりと「協力する人が、いい気持ちでいる」ことに重きを置いているのがポイントだ。

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新型コロナ対策からはじまった、小さな温室レストラン

アムステルダムにあるレストラン・Mediamaticは、5つの小さな温室を十分な間隔を保って設置し、それらをレストランの個室にすることで、人々がソーシャル・ディスタンスを保ちつつ食事ができるコースの提供を開始。「個室」の利用にはいくつかルールがあり、基本的に同じ家に暮らす人のみが同伴でき、人数は2人のみに制限されている。コースはMediamaticが所有する農園から提供される野菜をふんだんに使用している。

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求職者にWEB面接用の洋服を無料で貸し出すキャンペーン

新型コロナウイルス感染症の影響により、世界的に失業率が高まっている。一方で面接用のきちんとした服を一式そろえようとすると出費が大きいという課題もある。そこで個人間の洋服レンタルアプリ「Wardrobe」は、オンライン面接用の洋服を無料で貸し出すプロジェクト、「Suited for Success」を開始した。通常有料の洋服レンタルサービスを行っているが、NY市在住者の転職活動や、新卒者の就職の支援に乗り切った。

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オランダ企業がデザインする、社会的距離を保ったマーケット

新型コロナ対策として世界の多くの都市がシャットダウンを行う中、オランダでは感染リスクを最小限に抑えながら生鮮食料品の流通させる「マイクロマーケット」が提案された。マーケットは4×4の計16個の正方形で構成され、その外側に3つの店舗グループ(果物、野菜、乳製品、肉など)が並ぶ。計画的に人と人の距離を保ちながら、どんな人でも食料品へのアクセスができるようにするアイデアだ。

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自宅にいながら旅できる、フェロー諸島の住民によるリモートツーリズム

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の広がりを避けるため、同諸島自治政府は島外からの訪問を禁止した。通常なら観光客を呼び込むシーズンであるが、いま島は静寂に包まれている。そこでフェロー諸島観光局は、オンラインで世界中からこの諸島の魅力を体験できるツアーを始めた。参加者はツアーが始まる時間になると、カメラを頭につけた島民が、実際に移動することで、島内のさまざまな場所をリモートで観光することができる。遠くへの移動が制限されるなか、旅行に飢えている人にはたまらないコンテンツだ。

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スウェーデンのサーキュラーコミュニティ「ReGen Villages」

ReGen Villagesは、昨今の気候変動問題や、食料の安全保障問題に取り組むために立ち上がったプロジェクトだ。未来に向けた新しいライフスタイルの創出と、より持続可能で柔軟な環境問題の解決を実現するために、新技術とローカルの生活との融合を目指している。このコミュニティでは、住居内で発生した有機ゴミが、家畜用飼料、水質管理、再生エネルギーに利用され、最終的に内部の水耕栽培場や農場へ回されることで、新たな食料の創出を促す。

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フィンランドの現地ガイドによる、北欧流の「幸せ」を自宅で体験できるバーチャルツアー

フィンランドへの観光を促進する団体「Visit Finland」が、バーチャルでフィンランド流のウェルビーイングが体験できるキャンペーン「バーチャル Rent a Finn」を始めた。このキャンペーンでは、様々な方面からフィンランドに深く根付いている「幸せのあり方」についてのレクチャーがインスタグラムライブとキャンペーンサイトより配信され、レクチャー終了後にはガイドと個別に交流できるプライベート・セッションの機会も用意されている。

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廃棄TシャツからTシャツを作るブランドBRING™の、サーキュラーエコノミーD2C

古い繊維からTシャツを作るBRINGのブランドオーナーである日本環境設計が、消費者とのよりダイレクトな服の販売とリサイクルを融合させたシステム「サーキュラーエコノミーD2C」を開始。公式ECサイトで購入者から直接服の回収を行い、自社工場でリサイクル。さらにリサイクル後のバリューチェーンを管理し、再び新たな製品を製造・販売する。これらの工程をすべて同一ブランドで行うことは世界でも稀で、Tシャツ製造過程での透明性の確保が期待される。

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