タイの社会的企業「opendream」は、政治の腐敗やセックスなど従来タブーとされてきたトピックをテーマにしたゲームアプリを開発している。タイの学校教育では、正解を教えるだけで創造性や考える力を制限している側面があるという。自分の頭で考えて決断する力を養ってもらうのが、ゲームアプリの目的だ。たとえば、自分の健康管理を医者に任せるのではなく、アプリを通して自分の健康について自ら考え決断できるようにすることを目指す。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。