水難事故を減らすために開発された、持ち運びやすく緊急時にすぐに使える救命浮き輪。重量は360gと軽く、膨らむ前の大きさは17cmで、リングでカバンやベルト、ズボンに装着できる。緊急時には、水に触れることで内蔵されている塩袋が溶け、二酸化炭素の膨張センサーが作動する仕組みで2秒で膨らみ、体重150kgまでの人が使用できる。国家の多額な救命コストを削減できる可能性も注目されている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。