SNS依存から抜け出すために開発されたアプリ「one sec」は、物理的に制限するのではなく、ユーザーの習慣自体を変えることを目指す。アプリを設定すると、SNSを開こうとする際に10秒間の深呼吸を促す画面が表示される。その後、アプリの利用回数や最終利用時間が表示され、ユーザーは「進む」か「進まない」か選択できる。このアプリは、2年間で100万人以上のユーザーのスクリーン時間を57%削減するなど、SNS利用を変える効果を上げている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。