スウェーデンのスーパーチェーンであるCoopは、「賞味期限を過ぎたから」という理由で食品を廃棄する人が少しでも減るよう、「腐った牛乳の匂いのする香水」を開発した。香りはプロの調香師によって調合され、腐った牛乳の酸っぱい匂いが忠実に再現されているという。香水が開発された背景には、「楽しく、記憶に残る方法で、人々に『食品の匂いを嗅ぐ』行為を習慣づけてほしい」という思いが込められている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。