スターバックスは米国にいる24万人の従業員に対して、自宅から約160km以内の場所で中絶手術を受けることができない場合、同社が手術を受けるための交通費を払い戻すと発表した。米国では州によって中絶を禁止しているかどうかが異なるが、同社は、すべての従業員が質の高い医療にアクセスできるべきだと考えるからだ。また、ジェンダーアファメーション(性自認の確認と肯定)のための医療処置を受ける場合も対象で、性の多様性を尊重する姿勢を示している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。