英国のスタートアップ「Nice Rice」はインドの農家と提携して「Sustainable Rice Platform」の基準に従ったバスマティ米を生産・販売している。節水灌漑稲作技術(AWD)を導入することで水の使用量が削減され、メタンガスの発生やCO2排出量が削減される。米の輸送にはゼロカーボンでの船便が採用される。また、農家への賃金はサステナビリティの達成度に応じて支払われ、地域コミュニティへの投資も行っている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。