ニュージーランド政府による、ポリ塩化ビニルやポリスチレンでできた包装や飲料容器を段階的に禁止する施策。ポリ塩化ビニルやポリスチレンは、肉用トレーやテイクアウト用の容器、コーヒーカップ等によく使われているが、リサイクルが困難だ。政府が主導してプラスチック使用の廃止を進めようとしている点が注目される。ニュージーランドは「プラスチックのサーキュラーエコノミー」へと移行することを目指している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。