イギリスのスタートアップbio-beanは石油会社大手のShellとバイオ燃料開発のArgent Energyと共同開発を行い、コーヒーかすを原料とするバイオ燃料6,000リットルを精製。工場では毎年、ロンドンで排出されるコーヒーかすの4分の1にあたる5万トンのコーヒーかすをリサイクルしている。ロンドンは、バスネットワークの3分の1の燃料を精製するのに十分な量のコーヒーかすを排出しているということで、これからの展開に十分期待が持てる都市である。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。