グラフィティなどのストリートアートは、アウトサイダーのアートだと言われ、若手の描き手が多い。しかしポルトガルのリスボンを拠点に活動するチームLATA 65では、高齢者がストリートアーティストとして活躍している。グラフィティアートの裾野を広げたいと考えたLATA 65は、高齢者にスプレー缶を渡し、思い思いの作品を壁に表現してもらう。LATA 65 の一番の目的は、「楽しんでもらうこと」であり、参加者たちは熱心で、楽しさを感じさせる作品が多い。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。