フィンランドのラフティ市は、廃棄物管理を行う団体Salpakiertoと共同で行うプロジェクト「テキスタイル・デポジット試験制度」を立ち上げた。ラフティ市に6つの回収拠点を設置し、古い衣料品を持参すると地元のカフェやプールで使用できる引換券がもらえる仕組みだ。回収された繊維製品はフィンランド最大の繊維加工施設で糸などの繊維に再び加工されるほか、断熱材や防音パネルなどの新製品に使用される。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。