急速な工業化に伴い大気汚染問題が深刻化するインド。そこで、インド政府と市民による協働の試みの一つとして、クラウドソージングアプリ「Hawa Badlo」がリリースされた。市民はアプリを通じて、現在地から直接大気汚染に関する苦情を報告することができ、苦情は担当の政府職員にダイレクトに届く仕組み。担当職員は市民からの苦情に早急に対処し、報告を終結させるための証拠を提供する規則になっている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。