2名のインダストリアルデザイナーが、私たちが普段触れている素材を見つめ直し、物が生み出す「感情」に焦点を当てたパソコンをアート作品として発表。人間にとって理想的な物質社会の未来について考えてみてほしいという想いから、鉄やプラスチックではなく、氷、石炭、ラード、蜜蝋、粘土などを使って作ったパソコンアートを生み出した。産業に最適な素材は人間にも最適であるという考え方を覆すことで、日常の中にある物質への一般的な先入観を捨てることに挑戦し続けている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。