シドニー大学の研究チームは廃棄されるドリアンのゴミを持続的に供給できる資源として用い、スーパーキャパシタ(電気二重層を利用したエネルギー蓄積・供給のデバイス)に変換することに成功した。スーパーキャパシタは従来の充電器よりも速いスピードでの充電を可能にし、ものの数分でスマートフォンの充電ができる。地球温暖化に加担することのないサステナブルな材料でエネルギーを生み出し、貯蔵する仕組みだ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。