夜も稼働できる太陽炉。太陽炉は太陽光を集めて水素などのソーラー燃料を作り出す装置で、化学燃料を必要とせず、二酸化炭素も排出しない。しかし、夜や曇りの日にはほとんど作動せず、気温低下によりエネルギー生産量が低下したり、停止中に炉が冷却され作り出された熱が無駄になるという欠点があった。CONTISOLでは、太陽光エネルギーを凝縮させて貯め、一日中稼働し続けることで、これらの問題を解決した。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。