米ファーストフードチェーンのバーガーキングはいじめ撲滅キャンペーンの動画を作成するため、店内で社会実験を行なった。役者にいじめを行わせ、客の何%が実際に学生のいじめを止めるかを観察した結果、12%であったが、被害者のために立ち上がる人がいたという事実は説得力があると同時に、「いじめを止めよう」というメッセージに繋がる。同時に商品のWhopper Jr.もいじめの対象として出演させることで、しっかりとマーケティングも行なっている事例である。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。